2014年02月23日
船乗りの仕事。骨折り儲け
仕事の段取りは、陸と海とに関わらず計画的に効率良く進めるのが理想である。
その仕事を完了させるための一連の流れに沿って下準備(根回し)がどこまでされているかがカギとなる。
スマートに時間通りに、そしてその進捗を点検までできる余裕を持って。
但し!
海上は自然を相手に仕事をするため度々天候に左右される。
大きく影響するものとして低気圧の接近。
風向と風力、波やうねりの向き、雨や雪、気温や湿度などによって下準備がなかったことになる。(笑)
思ったより険悪な天候に見舞われる場合はすべての仕事がキャンセルされることも。
それでもその変化が緩い場合に備えて下準備が必要なのだ。
海上での風、波は天気予報で報道されている。
低気圧が日本列島を通過しない場合にはそれほど騒がないが、陸上での影響が少ないからであろう。
しかし、日本海や太平洋の洋上を通過して行く低気圧は、海上での影響が非常に大きいことを知っていただきたい(笑)
安全を預かり輸送するという大義名分は絶対。
それに直接的に関わる人の健康も絶対。
無理を通して大事が起きる時は命に関わるのがこの仕事である。
ご安航を!!


その仕事を完了させるための一連の流れに沿って下準備(根回し)がどこまでされているかがカギとなる。
スマートに時間通りに、そしてその進捗を点検までできる余裕を持って。
但し!
海上は自然を相手に仕事をするため度々天候に左右される。
大きく影響するものとして低気圧の接近。
風向と風力、波やうねりの向き、雨や雪、気温や湿度などによって下準備がなかったことになる。(笑)
思ったより険悪な天候に見舞われる場合はすべての仕事がキャンセルされることも。
それでもその変化が緩い場合に備えて下準備が必要なのだ。
海上での風、波は天気予報で報道されている。
低気圧が日本列島を通過しない場合にはそれほど騒がないが、陸上での影響が少ないからであろう。
しかし、日本海や太平洋の洋上を通過して行く低気圧は、海上での影響が非常に大きいことを知っていただきたい(笑)
安全を預かり輸送するという大義名分は絶対。
それに直接的に関わる人の健康も絶対。
無理を通して大事が起きる時は命に関わるのがこの仕事である。
ご安航を!!


2014年01月01日
新年明けましておめでとうございます。
2014年は横浜港での汽笛吹鳴からスタートしました。
本年もよろしくお願い致します。

本年もよろしくお願い致します。

2013年11月14日
船乗り修行中。
現在、自分は39歳。もう間もなく40歳の大台だ。
ずっとやってみたかった船乗りには今年の春になることができた。
実際になろうと動き始めて遠回りして2年。うち半年くらい日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座というのが本当の近道だった訳だが、タイミングが必要なため時間がかかってしまった。
毎日海に揺られ、変わりゆく季節を船の上で過ごす。
もうそれだけで最高なんですよね。
贅沢を言えば、現在の定期航路ではなく色々行ける船が良いんだが、修行中の身としてはルーティーンワークとして完全に流れを身体に憶えさせることができるので今は毎日同じ繰り返し。
仕事って陸と海に関わらず、基本があって、要領があって、応用がある。
船内の人間関係も修行中。
良くいえば技術職系であるため、中の人の人間性は…変わり者だらけ(笑)
ずっと一緒に過ごす小さなコミュニティに新入りは…だから修行中。
昼夜を分かたず24時間海と空を眺めることができるのが楽しみ(笑)
塩っぱい話やで。
ずっとやってみたかった船乗りには今年の春になることができた。
実際になろうと動き始めて遠回りして2年。うち半年くらい日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座というのが本当の近道だった訳だが、タイミングが必要なため時間がかかってしまった。
毎日海に揺られ、変わりゆく季節を船の上で過ごす。
もうそれだけで最高なんですよね。
贅沢を言えば、現在の定期航路ではなく色々行ける船が良いんだが、修行中の身としてはルーティーンワークとして完全に流れを身体に憶えさせることができるので今は毎日同じ繰り返し。
仕事って陸と海に関わらず、基本があって、要領があって、応用がある。
船内の人間関係も修行中。
良くいえば技術職系であるため、中の人の人間性は…変わり者だらけ(笑)
ずっと一緒に過ごす小さなコミュニティに新入りは…だから修行中。
昼夜を分かたず24時間海と空を眺めることができるのが楽しみ(笑)
塩っぱい話やで。

2013年09月01日
まえがきみたいな自己遍歴みたいな。人生の折返しから
海での仕事は20代半ばからレジャー産業として数年、5t未満の警戒・調査作業船の船長として数年、20t未満の小型曳き船と大型の作業バージ船での甲板員として少し、救命筏の整備作業員として少しの経験を持つ。
陸上でも営業職や自営業、飲食業、ドライバーなど様々な仕事を経てきたが、やはり海で船に乗る仕事がしたい!とモヤモヤし始めたのが2010年、36歳の秋ごろだった。
翌年、東日本大震災が起き、被災地の復興事業に参加するなどしながら船員になるためにはどうすればいいのかを探っていた。
貨物船、船種、船員、航海士、履歴、部員、職員、総トン数などなど、少しづつ知識としても情報を集めて行く。どんな船に乗りたいか、資格はどういう分類か。
手っ取り早いのは素人でも受け入れて教育してくれるような海運会社に入れてもらうことだった。しかし法制度が変わり未経験では当直が取らせられなくなったため、求人は皆無。ましてこの時代、そんな余力のある会社も少ない。

社会人向けの航海資格養成所。
自分の状況を鑑みて仕事を何年もしないで学校に行くなんてことはできない。なるべく短期で学べる方法を探す。
船員が不足しているという話はチラホラ聞いていたので、社会人向けの都合の良い学校があるんじゃないかと。
あった!
尾道と芦屋でそういうプログラムが組まれていると辿り着く。尾道は就職支援も込みで芦屋は雇用船員向けという違いがあった。
もちろん自分は船員ではないので、尾道からのアプローチとなる。
日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座という。
年齢は38歳でこの歳からの転換は厳しいと言われたりもしたが、なんだかんだで無事その講座を受けて修了し、現在は39歳となり甲板員として修行中の身である。
波乱万丈、自由すぎる、なんで今更など様々に言われながら好きなことをして生きていく。
こういう経緯を経てまだまだ目標に向かっていくバカなアラフォーが書くBlogです。
※この短期取得講座、今ではちょっとしたブームとも思えるほど応募者が殺到しているらしい。
陸上でも営業職や自営業、飲食業、ドライバーなど様々な仕事を経てきたが、やはり海で船に乗る仕事がしたい!とモヤモヤし始めたのが2010年、36歳の秋ごろだった。
翌年、東日本大震災が起き、被災地の復興事業に参加するなどしながら船員になるためにはどうすればいいのかを探っていた。
貨物船、船種、船員、航海士、履歴、部員、職員、総トン数などなど、少しづつ知識としても情報を集めて行く。どんな船に乗りたいか、資格はどういう分類か。
手っ取り早いのは素人でも受け入れて教育してくれるような海運会社に入れてもらうことだった。しかし法制度が変わり未経験では当直が取らせられなくなったため、求人は皆無。ましてこの時代、そんな余力のある会社も少ない。

社会人向けの航海資格養成所。
自分の状況を鑑みて仕事を何年もしないで学校に行くなんてことはできない。なるべく短期で学べる方法を探す。
船員が不足しているという話はチラホラ聞いていたので、社会人向けの都合の良い学校があるんじゃないかと。
あった!
尾道と芦屋でそういうプログラムが組まれていると辿り着く。尾道は就職支援も込みで芦屋は雇用船員向けという違いがあった。
もちろん自分は船員ではないので、尾道からのアプローチとなる。
日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座という。
年齢は38歳でこの歳からの転換は厳しいと言われたりもしたが、なんだかんだで無事その講座を受けて修了し、現在は39歳となり甲板員として修行中の身である。
波乱万丈、自由すぎる、なんで今更など様々に言われながら好きなことをして生きていく。
こういう経緯を経てまだまだ目標に向かっていくバカなアラフォーが書くBlogです。
※この短期取得講座、今ではちょっとしたブームとも思えるほど応募者が殺到しているらしい。