2013年09月01日
まえがきみたいな自己遍歴みたいな。人生の折返しから
海での仕事は20代半ばからレジャー産業として数年、5t未満の警戒・調査作業船の船長として数年、20t未満の小型曳き船と大型の作業バージ船での甲板員として少し、救命筏の整備作業員として少しの経験を持つ。
陸上でも営業職や自営業、飲食業、ドライバーなど様々な仕事を経てきたが、やはり海で船に乗る仕事がしたい!とモヤモヤし始めたのが2010年、36歳の秋ごろだった。
翌年、東日本大震災が起き、被災地の復興事業に参加するなどしながら船員になるためにはどうすればいいのかを探っていた。
貨物船、船種、船員、航海士、履歴、部員、職員、総トン数などなど、少しづつ知識としても情報を集めて行く。どんな船に乗りたいか、資格はどういう分類か。
手っ取り早いのは素人でも受け入れて教育してくれるような海運会社に入れてもらうことだった。しかし法制度が変わり未経験では当直が取らせられなくなったため、求人は皆無。ましてこの時代、そんな余力のある会社も少ない。

社会人向けの航海資格養成所。
自分の状況を鑑みて仕事を何年もしないで学校に行くなんてことはできない。なるべく短期で学べる方法を探す。
船員が不足しているという話はチラホラ聞いていたので、社会人向けの都合の良い学校があるんじゃないかと。
あった!
尾道と芦屋でそういうプログラムが組まれていると辿り着く。尾道は就職支援も込みで芦屋は雇用船員向けという違いがあった。
もちろん自分は船員ではないので、尾道からのアプローチとなる。
日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座という。
年齢は38歳でこの歳からの転換は厳しいと言われたりもしたが、なんだかんだで無事その講座を受けて修了し、現在は39歳となり甲板員として修行中の身である。
波乱万丈、自由すぎる、なんで今更など様々に言われながら好きなことをして生きていく。
こういう経緯を経てまだまだ目標に向かっていくバカなアラフォーが書くBlogです。
※この短期取得講座、今ではちょっとしたブームとも思えるほど応募者が殺到しているらしい。
陸上でも営業職や自営業、飲食業、ドライバーなど様々な仕事を経てきたが、やはり海で船に乗る仕事がしたい!とモヤモヤし始めたのが2010年、36歳の秋ごろだった。
翌年、東日本大震災が起き、被災地の復興事業に参加するなどしながら船員になるためにはどうすればいいのかを探っていた。
貨物船、船種、船員、航海士、履歴、部員、職員、総トン数などなど、少しづつ知識としても情報を集めて行く。どんな船に乗りたいか、資格はどういう分類か。
手っ取り早いのは素人でも受け入れて教育してくれるような海運会社に入れてもらうことだった。しかし法制度が変わり未経験では当直が取らせられなくなったため、求人は皆無。ましてこの時代、そんな余力のある会社も少ない。

社会人向けの航海資格養成所。
自分の状況を鑑みて仕事を何年もしないで学校に行くなんてことはできない。なるべく短期で学べる方法を探す。
船員が不足しているという話はチラホラ聞いていたので、社会人向けの都合の良い学校があるんじゃないかと。
あった!
尾道と芦屋でそういうプログラムが組まれていると辿り着く。尾道は就職支援も込みで芦屋は雇用船員向けという違いがあった。
もちろん自分は船員ではないので、尾道からのアプローチとなる。
日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座という。
年齢は38歳でこの歳からの転換は厳しいと言われたりもしたが、なんだかんだで無事その講座を受けて修了し、現在は39歳となり甲板員として修行中の身である。
波乱万丈、自由すぎる、なんで今更など様々に言われながら好きなことをして生きていく。
こういう経緯を経てまだまだ目標に向かっていくバカなアラフォーが書くBlogです。
※この短期取得講座、今ではちょっとしたブームとも思えるほど応募者が殺到しているらしい。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
メールをしたかったのですが、見つけられず、こちらに書かせていただきました。
掲載が本望でなく、メールとして読んでいただければ幸いです。
私は当年 42歳。会社員。IT技術者です。
ブログの管理者さんの前の状態と全く同じ。
海が好きで、船が好きで、船の仕事につきたくて。
でも年齢が年齢で、、求人もなく。
若者にまじって2年生の学校に行こうか、いや無理だ
いったん海の道に挑戦して、NGだったらこの歳だし
IT業界復帰もきびしいかも、、
以前、いったんはIT業界を離れ
貿易の学校に通ったんですが
(海の求人で未経験は難しいといわれ、陸の求人でいったん船会社にでもはいり内部人事で船員になるのもひとつの道と言われたので、貿易の学校に通った経緯です)、
就職難のため、ほうほうの体でIT業界に戻った経緯もあるので、、
船は週末にしようと。。趣味にしようと
船宿でバイトなり、手伝いなり、、そんな日々をすごしてました。
船を見てるだけで、乗せてもらうだけで幸せなんです。
せめて平水域で、週末の屋形船の操船目標に
そんなこんなで、とりあえず最近1級小型をとったり
その関係で、横浜の第二合同庁舎に行った時
尾道にも6ヶ月コースがあるのを発見!
ネットで調べていたら
このblogにたどりつき
まったく同じ考えをもった
しかも、できなかった選択をされた
ブログ管理者さん、、
ちょっと感動してしまいました。
おれも、夢をあきらめたらダメだな
って、思い直しました。
夢は、日本とアメリカの外航のコンテナ船の甲板員です。
尾道の資料請求しました。
楽しみに読ませていただきます。
色々勉強させていただきます。
よろしくお願いします。
メールとしてのコメントありがとうございました。プロフィール更新しましたが一応こちらにも s.goh081002@gmail.com
同じような思いを持ったカトさんのような方に読んでいただけて嬉しく思いました。
尾道の短期講習は、昨年度から求職者向けの資格取得支援プログラムが発起され、第一回目の取得者がこの春入社して来られました。
自分が受けた時には支援が無くて全て自腹でしたが、受けて本当に良かったと思います。
そして受講者には意外に40代の方や、さらには50代の方もおられたりして驚きました(笑)
本職の船乗りになるのには先ず第一に体力です。
次に一期一会の運ですかね。乗る船にいる人との出会いはその後の船乗りとしての仕事に非常に大きく影響します。いい人ばかりじゃありません。そして陸と違って逃げ場がない(笑)
そんなこんなでまだまだ自分も修行中です。色々ありながらも運良く良い船長やチョッサーに出会え恵まれました。
カトさんの今後の人生の航海のご安航をお祈りしています。