オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局  at 
昨年の夏頃から、色々と環境が変わって緊張感のある船内生活だったのもあってか、それまでの快腸具合に不調が現れた。
※余り綺麗なお話じゃありません。ご容赦下さい。
便秘になったりっていうのは乗船して一週間くらいは時々あった。
食生活の偏り(司厨長の船内食が肉と油物ばっかり)も手伝ってか、少し控え目にしていたのだがが悪くなり時々格闘の末切れる事が(笑)※お食事前の方スミマセン

それが慢性的に続いてしまい、切れては治り切れては治りを繰り返すうちにもうアレです。すごい激痛です。冷や汗かアブラ汗かわからないものが噴き出して立ってられないことも。夏の間で水分が足りない状態も悪かったのかなぁ。
そんな状態になってしまったもんで病院にも通うようになり、遂に今回休暇を利用して入院。そして手術することになった。




幸いなことに、自分の船は定期コンテナ船。毎週の寄港予定がほぼ決まっている。
おまけに荷役が長時間。そのお陰で月に一回程度はかかりつけの病院で診療を受けることができる。入院もその病院にした。

集中して治療するためには休暇を利用するのが最善の方法であるが、ここでも船乗りの場合は休暇が長いことがメリットとなる。
ついでに言うと、療養証明書を発行してもらえば治療費は全額無償であるし、それ以外に休業補償という制度もあるようだ。
※詳しくは船員保険について職務外の病気・怪我を参照して下さい
いや、まだ入院中で最後に手術費用などの一部負担分の請求があるかもしれんが、そこのところは退院後に追記するつもりだ。

というような残念な休暇の使い方もご紹介がてら、自分の体験から書いてみた次第である。
何しろ入院中で退屈だったので今回はいろいろBlog機能を多用してみた。(笑)

P.S 色々とお気遣い頂いた船長、経験談でご教示下さいました機関長、業務を代わってくれたりフォロー頂いた同僚皆様、お見舞いに来てくれた僚船一等航海士の某氏に恐縮多謝であります。
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Posted by 大阪の海人  at 11:33Comments(3)休暇人生の航海



怒涛の如し一年が過ぎ、振り返れば本当にいろいろなことがあり、今となってはみんなで酒の肴にして笑って話せる。

力み過ぎて砕けた奥歯。
体が大き過ぎて制服のサイズが足りず留められないボタン。
接岸が不甲斐無い仕事ぶりで険悪なムードとなってとばっちりだった初乗船。
酔って変なテンションになりビンタし合う2人。
どれだけ怒られてもめげない(through力!)鋼の心臓を持つ勇者。
巨人(1.8m級)を見上げ慄く勇者。
停泊シフト綱引きで力尽きた40代。
連続シフト荷役で力尽きた40代。
若い集とはしゃぎ過ぎて体力の衰えを再確認できて力尽きた40代。
接岸停泊中に吹雪いて真夜中に船が離れて大慌てしたこと。
大雪で接岸作業中甲板が凍結しみんな転げ回って大変だったこと。
ケアラシで見えない岸壁。
届かないレット。
そのせいで届くまで車から出てこない綱取り。
仮バースでのパチンコ大勝ち武勇伝。(勝った話しは大きい)
披露できなかった余興。
に至るまで、他にもまだまだ様々なことがあった。

その一つ一つの積み重ねは、基本の熟し方として経験となり次の礎となる。(ならないものも(笑))
それを目の当たりにして皆んながガンバって、それぞれの成長があった。(確信)

そんな内容の濃い一年を過ごせた。
2015年は、どんな伝説が生まれるのか。
年末、どんな風に皆んなで笑えるのか。

これはハッキリ言えるが、船・機長の器の大きさは船員の成長を加速させる。
そこから先は、要領と応用するセンスの世界。
頭打ちで限界を知るのも認めるのも大事なこと。

怪我無くいつも通り。
変化に備えて知っておく基本。
皆んな見てる。一緒にやる。

船乗りってこんな仕事です。
  

Posted by 大阪の海人  at 00:01Comments(0)仕事船上生活人生の航海



明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

  

Posted by 大阪の海人  at 20:33Comments(0)仕事休暇船上生活人生の航海