オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局  at 
海での仕事は20代半ばからレジャー産業として数年、5t未満の警戒・調査作業船の船長として数年、20t未満の小型曳き船と大型の作業バージ船での甲板員として少し、救命筏の整備作業員として少しの経験を持つ。
陸上でも営業職や自営業、飲食業、ドライバーなど様々な仕事を経てきたが、やはり海で船に乗る仕事がしたい!とモヤモヤし始めたのが2010年、36歳の秋ごろだった。
翌年、東日本大震災が起き、被災地の復興事業に参加するなどしながら船員になるためにはどうすればいいのかを探っていた。
貨物船、船種、船員、航海士、履歴、部員、職員、総トン数などなど、少しづつ知識としても情報を集めて行く。どんな船に乗りたいか、資格はどういう分類か。
手っ取り早いのは素人でも受け入れて教育してくれるような海運会社に入れてもらうことだった。しかし法制度が変わり未経験では当直が取らせられなくなったため、求人は皆無。ましてこの時代、そんな余力のある会社も少ない。

社会人向けの航海資格養成所。
自分の状況を鑑みて仕事を何年もしないで学校に行くなんてことはできない。なるべく短期で学べる方法を探す。
船員が不足しているという話はチラホラ聞いていたので、社会人向けの都合の良い学校があるんじゃないかと。

あった!

尾道と芦屋でそういうプログラムが組まれていると辿り着く。尾道は就職支援も込みで芦屋は雇用船員向けという違いがあった。
もちろん自分は船員ではないので、尾道からのアプローチとなる。
日本海洋技術専門学校の新6級海技士(航海)短期取得講座という。
年齢は38歳でこの歳からの転換は厳しいと言われたりもしたが、なんだかんだで無事その講座を受けて修了し、現在は39歳となり甲板員として修行中の身である。
波乱万丈、自由すぎる、なんで今更など様々に言われながら好きなことをして生きていく。
こういう経緯を経てまだまだ目標に向かっていくバカなアラフォーが書くBlogです。

※この短期取得講座、今ではちょっとしたブームとも思えるほど応募者が殺到しているらしい。
  

Posted by 大阪の海人  at 22:59Comments(2)人生の航海