船上生活。航海中のモバイル事情。
今の世の中では友人や家族、大切な人との繋がりを適切に保つために通信手段はもう、絶対に欠かせない。
それが例えば、某提督の画面から出てこない二次元パートナーであったとしても、通信によって初めてコミュニケーションできると言う事情もあるようだ。
近頃は、キャリアからのMVNOという新たな選択肢も増えてきて、サービスの提供内容もそれぞれとなっている。
船乗りをやっている以上、市街地での快適な通信とまでは到底いかないのが実情である。航海中にはどうしても陸岸から遠く離れて圏外となる場合もしばしば。
そんなわけで結局キャリアの選択は死活問題である。一番使えるキャリアでなければただでさえ娯楽の限定的な船内ではストレスでしかない。
大手3キャリアから結論を言うと、
①天下のdocomoであるのは言わずもがな。
②次点でau。
③ソフトバンクは話にならない。
となる。
地域性もあるのだが、陸から2マイル離れると差は歴然としてくる。5マイルではほぼdocomoしか繋がらない。
auも繋がるのだが突然途切れ遮断されたように切れてしまうことが多い印象だ。
航海当直を終えて休憩中は、TVやDVD、Blu-rayなどで自分の時間を過ごすこともできるが、昨今ではネット環境を用いてあらゆる情報を検索し、または注文し、支払い、手に入れることができる。
陸上勤務の方の類稀で柔軟な協力を得て、毎週通販で商品を購入している船員も微かに存在する。
と、まぁローカルな話ではあるが、東京湾での電波状況はもう少し何とかならないものか…
因みに自分のガジェットは、docomoのiPhone、FOMAルータをベースにMacBookとiPadを使っている。FOMAルータの理由としてLTEはやはりまだまだ海上では弱すぎるのだ。
拝啓 docomoさん、よろしくお願い申し上げます。敬具
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