船乗りの仕事。試される船乗り3年目

大阪の海人

2015年06月27日 11:33

船乗りの仕事 コンテナ船 内航船 Full Ver.
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船乗りになって二年が過ぎ、いつでも実戦という環境の中、それでも寛大な仲間達に支えられて練度を上げる日々が続いている。

丁度船長から、「そろそろ他の船でまた新たな視点で仕事して精度を高めるような経験を積まなあかんな〜」という内容の話をされていた矢先。
昨今の船員不足の影響でか、思し召しなのか他船からの緊急乗船の依頼が来たのだった。

本船からは何人か候補船員がいるのだが、皆んな順番で既に応援に行った後だった。
自分の番になっていた上、先述の船長との話もタイミングと合ったことから出陣することに。

この二年身についた船乗りの視点で、以前乗った船への応援である。不安もあるが自分自身の成長を確認することもできると意気揚々と乗船した。
当時は気づくことすら無かったことが、乗ってみて色々と目につく。
仕事の進め方も仕切る人でこんなに違うのかというのもさらに良くわかる。

但し、応援であるため余り出過ぎた行動も取れ無い。その船によってやり方や方向性ってのがあるわけだ。

航海のリズムや生活に慣れながらもうしばらく様子を見つつ、少しでも役に立てればと思う今日この頃である。

せやけどアンタ、それは無駄な仕事やな〜
今まで気づいてもなかったんかい!

なんて思うこともグッと我慢して精進!精進!!



↑転船のためバース内を守衛さんに送迎してもらった

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