船乗りの仕事。※

大阪の海人

2014年12月01日 01:25




船乗りは一年のうち、凡そ9ヶ月を船で過ごす。2カ月の乗船期間と3週間の休暇を巡りながら一年の季節が過ぎていく。

自分は乗っている間、定期航路を一週間のスケジュールでこなしていく船である。
毎週、基本の港は同じなため、代わり映えが無く、景色も天候で変わる以外は四季の彩りがあるくらいで正直なところ飽きてくる(笑)
そして、コンテナ船の場合、悪天候やよっぽどスケジュールの空きができない限り仮バースというイベントも少ない。

休暇が明けて、元気いっぱいになって乗船しても、ひと月もすると疲れが溜まってくる。それを過ぎると惰性となり、次の休暇が待ち遠しくなるのはもう、言わずもがなである。

乗船中、停泊して一晩を過ごすことがある。若い頃なら悦び勇んで街にでも繰り出して行くのであろうが、乗船期間も半ばを過ぎるとその気力も削がれてしまう(笑)
同乗の若人達は流石!正に悦び勇んで降りていく。時々、それに付いて行くのだが、出ると不思議と元気になるのはデフォルトである。しかし!翌日が…辛たん(笑)

そんなこんなでオッさんになったなぁ〜と、そんなところでも感じる40歳。もうすぐ41なのだが、年々衰えを体とともに気力でも感じる今日この頃である。

※但し、休暇中を除く。(超絶元気)

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